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2016.11.11

「恋糸ほぐし 花簪職人四季覚(はなかんざししょくにんしきおぼえ)」
実業之日本社 \1,620(税込)
 
 働き場所と住処を喪った花簪の職人、忠吉は
 生まれ育った麻布の大中寺へ戻った。
 待っていたのは、喧しい幼馴染の住職、以風と育ての親の杉修和尚、
 そして、音を失った娘、さきと青い鳥。
 そんな中、静かに暮らせると思っていた忠吉に課せられた役目は
 絡んだ人の心の糸をほぐすこと――。





2018.03.08

「鯖猫長屋ふしぎ草紙(四)」
PHP研究所 \821(税込)

 この猫、江戸で最強!?

 サバの妹分、さくらはお転婆炸裂中。
 お転婆が過ぎたのか、ある日、足を傷めて帰って来る。
 更に、さくらに「猫又」疑惑が。
 一方で、拾楽に迫る怪しいまじない師と、白い影。
 どうする、サバ。






2016.11.11

「恋糸ほぐし 花簪職人四季覚(はなかんざししょくにんしきおぼえ)」
実業之日本社 \1,620(税込)
 
 働き場所と住処を喪った花簪の職人、忠吉は
 生まれ育った麻布の大中寺へ戻った。
 待っていたのは、喧しい幼馴染の住職、以風と育ての親の杉修和尚、
 そして、音を失った娘、さきと青い鳥。
 そんな中、静かに暮らせると思っていた忠吉に課せられた役目は
 絡んだ人の心の糸をほぐすこと――。





2016.07.10
2017.07.14
 
「銀太」シリーズ(講談社文庫)
「錠前破り、銀太」 文庫書きおろし \734(税込)
「錠前破り、銀太――紅蜆(べにしじみ)」 文庫書きおろし \713(税込)

 蕎麦屋の主、銀太には、隠し事があった――。

 「錠前破り、銀太」
 銀太が営む恵比寿蕎麦。店は繁盛しているとは言いがたく、
 どうにか、弟の秀次と二人が食べていけるだけの稼ぎを得ている。
 そこへ、幼馴染で奉行所勤めをしている貫三郎が、厄介ごとを持ち込んできた。
 押し込みとして捕らえられた男。だが本当の押し込みは、他にいるのではないか
 というのだ。調べに乗り出す三人。
 時を同じくして繰り返される辻斬り。魔の手は、貫三郎の身内にも――。
 そうして銀太が、錠前破りに動き出す。

  「女錠前師謎とき帖」シリーズの緋名(ひな)と飼い猫、大福も登場!
 勝つのは、錠前師か、錠前破りか。それとも――。


 「錠前破り、銀太――紅蜆」
 貫三郎が恋をした!?

 相手は、芳しくない噂のある後家。
 一方、逃げたはずの蓑吉が何食わぬ顔で「恵比寿蕎麦」へやってきた。
 「三日月会」が、銀太達の意趣返しに動き出したという。

  あのシリーズの、あのお師匠様が満を持して(?)、いよいよ登場!




 「銀太」の裏話的エッセイは、こちらから。(講談社さんのサイトへ飛びます)




2016.01.23

「まっさら 駆け出し目明し人情始末」
KADOKAWA \691(税込)

 人格者だと評判の目明し「稲荷の紋蔵」の許で働く六松は、
 かつて「左利きの六」と呼ばれた掏摸(すり)だった。
 これからは、真っ当に生きるんだ。張り切る六松を待っていたのは、
 家移り先の長屋店子の死と、不審な様子の店子達――。

 目明しを目指す新米十手持ちの、奮闘物語。






単行本
2015.05.30






文庫本
2018.01.01
単行本


文庫本

「八万遠(やまと)」
新潮文庫nex \724(税込)

 王は、二人いらない――。

 男は、友と並び立つことを欲した。
 その望みが、平穏の微睡(まどろみ)の中に沈んでいた国々を
 戦乱の渦に引きずり込む。

 架空の島国、八万遠(やまと)を舞台にした国盗りファンタジー。


 ※ 時代小説では、ありません。※





単行本
2015.03.20
2016.04.18





文庫本
2017.11.09
単行本
 

文庫本

「其角と一蝶」シリーズ(光文社)
「酔ひもせず」(光文社文庫) \799(税込)
「彩(いろ)は匂へど」 \1,620(税込)

「酔ひもせず」
 芭蕉一門の天才俳諧師、宝井其角(たからいきかく)と
 人気絵師で、太鼓持ちとしても名を馳せている
 多賀朝湖(たがちょうこ)――後の英一蝶(はなぶさいっちょう)は
 不思議と馬が合った。
 ある日其角が、吉原で流れている噂を朝湖に持ち込んだ。
 「『屏風画の犬』が動くところを見た遊女が、たて続けに姿を消した」と、
 いうのだ。二人は謎解きに乗り出す。
 見えてきたのは、女たちの胸の裡と、それぞれの幸せの在り処。

 呑兵衛男共の、謎解き道楽。


「彩は匂へど」
 絵師にして幇間の多賀朝湖は、面白い男がいると聞き、
 深川に草庵を構える、松尾芭蕉を訪ねた。
 そこで、見慣れない装束を纏った女を見かける。
 その頃、草庵には気味の悪い文が投げ込まれ、騒動になっていた。
 どうやら、琉球にまつわるものらしい。

 其角と一蝶の出逢いの物語。『酔ひもせず』前日譚。





単行本
2013.10.30
2016.06.20





文庫本
2016.05.10
単行本
 

文庫本

「藍千堂菓子噺」シリーズ(文藝春秋)
「甘いもんでもおひとつ」(文春文庫) \745(税込)
「晴れの日には」 \1,620(税込)

「甘いもんでもおひとつ」
 神田の片隅で小さな菓子屋「藍千堂」を営む、晴太郎と幸次郎の兄弟。
 この二人、実は江戸で名店と謳われる「百瀬屋」先代の息子たちである。
 今の「百瀬屋」主である叔父に、訳も分からず店から追い出されたのだ。
 挙句、嫌がらせや商いの邪魔を「百瀬屋」から受け続けている。
 それでも、兄の晴太郎は一抹の哀しみを胸に仕舞い、
 弟の幸次郎は、盛大に腹を立てながら、
 亡き父の教えと「甘いもん」を前にした時の客の「いい顔」を励みに、
 職人の茂市と三人、折々の季節を旨い菓子に写し取っていく。
 さて、今日はどんなちょっかいを「百瀬屋」が出してくるのか。
 はたまた、いかなる騒動が起きるのか――。

 上菓子屋人情ばなし。


「晴れの日には」
 晴太郎が、恋をした――!?

 菓子づくりしか頭にない藍千堂主、晴太郎に、気になる女性(にょしょう)が現れた。
 そのひとは、何やら訳ありで、周りからも反対される始末。
 おくてでのんびり者の晴太郎、さて、どうする。

 上菓子屋人情ばなし、再び。
 五節句の江戸の風景を、季節の菓子と共に。



 榮太樓総本舗さんの

 藍千堂的「丸いきんつば」は、こちら。

 柔らかしっとりの皮と餡、ほんのりごま油の香りが、タマリマセン。
 (外部サイト yahooショッピングの「榮太樓総本舗」ページが開きます)





単行本
2013.06.08






文庫本
2016.11.10
2017.03.09
2017.09.09
2018.03.08
単行本


文庫本
   
「鯖猫(さばねこ)長屋」シリーズ(PHP研究所)
「鯖猫長屋ふしぎ草紙」 文庫 \842(税込)
「鯖猫長屋ふしぎ草紙(二)」 文庫書きおろし \821(税込)
「鯖猫長屋ふしぎ草紙(三)」 文庫書きおろし \821(税込)
「鯖猫長屋ふしぎ草紙(四)」 文庫書きおろし \821(税込)

 (一)
 長屋で一番偉いのは、猫!?

 長屋で一番威張っている猫がいた。
 その名は、サバ。長屋の名も「鯖猫(さばねこ)長屋」。
 美猫(いろおとこ)で俺様猫の飼い主は、生臭嫌いの猫描き画師、拾楽。
 訳ありの長屋で、拾楽はある人物が訪ねてくるのを、ずっと待っていた。



 (二)
 長屋の危機を救うのは、猫!?

 いきなり降って湧いた、「鯖猫長屋」取り壊しの危機。
 サバには、なにか考え(?)があるようで――。
 一方で、義賊「黒ひょっとこ」が再び江戸に現れた。
 さて、拾楽はどう動く。
 笑いあり、涙あり、不思議あり、の俺様猫ばなし、再び。


 (三)
 長屋のあの娘(こ)を守るのは、猫!?

 長屋で一番偉い俺様猫、サバが、急に部屋から飛び出していった。
 ちょうど、店子のおはまが奉公先から帰ってきたところだ。
 仲がいいはずのおはまに向かうサバの様子が、おかしい。
 どうやら、おはまが昼間頼まれた届け物のせいらしいのだが――。
 最強猫、店子の器量よしを守れるか。


 (四)
 この猫、江戸で最強!?

 サバの妹分、さくらはお転婆炸裂中。
 お転婆が過ぎたのか、ある日、足を傷めて帰って来る。
 更に、さくらに「猫又」疑惑が。
 一方で、拾楽に迫る怪しいまじない師と、白い影。
 どうする、サバ。






2013.02.22

「とうざい」
講談社 \1,512(税込)

 江戸の新参浄瑠璃小屋、松輪座を、子連れの男が訪ねてきた。
 男は、三味線弾きの幹右衛門と古馴染みのようだ。
 時を合わせるようにして、祟り騒ぎにけんか騒ぎ、
 なんやかやと騒動が持ち上がり――。

 気弱な義太夫語りと氷の人形遣いを中心に進む、
 青春芸道小説。





2012.11.22

「盗人(ぬすっと)」
新潮社 \1,620(税込)

 口入屋・えびす屋の下働き、甲斐が動く時、
 何かが起こる――。

 盗賊『幻一味』を、密かに仕切る男の本当の望みは、
 金子ではなかった。
 何者にも心を動かされない乾いた男の、「悪漢物語」。






2012.03.05

「ほそ道密命行」
徳間書店 \1,728(税込)

 「宗悟、松島へ行くよ。月を観にね」

 軽やかな師の言葉で始まった、曾良と芭蕉の北国行。
 「おくのほそ道」と呼ばれることになるその旅には、
 きな臭い思惑が絡みついていた。


 松島へ月を観に行くなら、こちら。(外部サイト「一休.com)が開きます」





単行本
2012.01.31






文庫本
2013.10.25
2013.12.25
単行本

文庫本

「とんずら屋請負帖」シリーズ(角川書店)
「とんずら屋請負帖」(文庫) \648(税込)
「仇討 とんずら屋請負帖」(文庫書きおろし) \648(税込)

「とんずら屋請負帖」
 逃げたい奴は、浜乃湯のお地蔵さんに頼みゃいい。

 男姿の娘船頭、弥生が働く船宿「松波屋」。
 密かに営む裏稼業は「とんずら屋」、
 金さえ積めば、誰でも逃がしてくれるという。
 けれど、母と離れ命がけで江戸へ逃げてきたのは、弥生自身だった。


「仇討」
 「松波屋」に新しい女中がくる。
 知られてはいけないことばかりの船宿は浮足立つが、
 新入り女中も、訳ありの女だった。
 一方、「松波屋」に長逗留中の若旦那、進右衛門こと各務丈之進は
 国許の父から、ある仇討の助太刀を命じられる。





単行本
2011.10.20







文庫本
2016.07.01
単行本

「三人小町の恋――偽(いかさま)陰陽師 拝み屋雨堂」(新潮社)

文庫本

「陰陽師 阿部雨堂」(新潮文庫) \637(税込)
※ 文庫化に際し改題しました。

 真実が、嘘より偉いって、誰が決めた。

 不忍池の畔で吉次と共に暮らすおことは、おしゃまな娘。
 「陰陽師・阿部雨堂」こと吉次の営む「拝み屋」を、
 毎日せっせと手伝っている。
 ある日、三人の小町娘が怪しげな呪(まじな)いを頼みに来た。
 万事その場しのぎの吉次と、何につけ心配性のおこと。
 そこに、奇矯な天才戯作者甲悦が首を突っ込むとなれば、
 ただの「呪い」で済むはずもなし。

 ほんのり切ない、お江戸呪いミステリー。






2011.01.27

「散り残る」
講談社 \1,728(税込)

 敬愛する師匠から疎まれた。
 誠之助が鬱屈した思いを抱えながらしぶしぶ向かった薬種問屋・藤屋にいたのは
 枝垂桜舞う日に出会い、一目で惹かれた娘。




単行本
2010.03.10






文庫本
2013.06.14
単行本

文庫本

「身をつくし 清四郎よろづ屋始末」(文庫) \627(税込)

 今の手前は、もう町人です――

 根津のよろづ屋には、様々な厄介事が持ち込まれる。
 上品な物腰と微笑で、厄介事をあっさり捌いていく主、清四郎。
 けれどその心には、どうしても捌けない過去が、あった。





単行本
2009.06.22
2010.10.22





文庫本
2011.10.01
2013.09.28
単行本
 
文庫本

「からくり」シリーズ(新潮社)
「緋色からくり―女錠前師 謎とき帖〔一〕―」(文庫) \562(税込)
「数えからくり―女錠前師 謎とき帖〔二〕―」(文庫) \562(税込)

「緋色からくり」
 女だてらに、錠前師を生業としている緋名(ひな)は、従姉の仇を探していた。
 ある日現れた浪人は、緋名の幼馴染に雇われてきた用心棒だ、と名乗る。
 胡散臭い用心棒――榎康三郎は、従姉の死に関わりがあるのか。


「数えからくり」
 ひとつとせ――

 緋名に舞い込んだ注文は、牢の錠前だった。
 住人は、聞いたことのない数え唄を口ずさむ若い武家娘。
 大福の金色の目は何を透かし見たのか。





単行本
2009.01.26
2011.07.28





文庫本
2011.07.15
単行本
 
文庫本

「三悪人」シリーズ(講談社)
「三悪人」(文庫) \514(税込)
「春疾風」 \1,620(税込)

「三悪人」
 騙されたら、騙し返せ。
 駆け引きこそが生き甲斐だ。

 目黒・祐天寺の火事で二人が死んだ。
 一人は、盲目の若き修行僧。今一人は身元の分からぬ謎の女。
 その火事に今をときめく寺社奉行、水野忠邦が関っていることを突き止めた鳥居耀蔵は、
 遠山金四郎を仲間に引き入れ忠邦を陥れようと計画する。
 だが、金四郎にはある別の思惑が……。
 若き日の遠山金四郎、鳥居耀蔵、水野忠邦が、雁首そろえて丁々発止の騙し合い。
 さて、その結末は、如何に。


「春疾風(はるはやて) 続・三悪人」
 三悪人、手を組む――?

 あの三悪人が帰ってきた。
 幕閣での出世を目論む水野忠邦に、意外な敵が。
 金四郎と耀蔵はどうする。




単行本
2008.06.19





文庫本
2011.12.15
単行本

文庫本

「泣き菩薩」
講談社文庫 \627(税込)

 定火消同心の役目の傍ら、絵描き稼業にもせっせといそしんでいた、安藤重右衛門こと
 若き歌川広重。
 ひょんなことから、愉快な仲間達と共に、付け火の犯人探しに乗り出すことに……。




単行本
2007.10.15





文庫本
2010.12.15
2012.08.10
2012.12.14
2014.04.15
2015.05.15
単行本

文庫本
    
  「濱次お役者双六」シリーズ(講談社)
「花合せ」 文庫 \535(税込)
「質草破り」―二ます目― 文庫書きおろし \648(税込)
「翔ぶ梅」―三ます目― 文庫オリジナル \679(税込)
「半可心中」 文庫書きおろし \810(税込)
「長屋狂言」 文庫書きおろし \810(税込)



 第1巻「花合せ」
 森田座の中二階女形・梅村濱次は、芝居小屋きってのおっとり者。
 ある日、見知らぬ娘から半ば無理矢理預けられた奇妙な鉢植えを、奥役・清助がこっそり
 品評会なぞに出してしまったから、さぁ大変。
 第2回小説現代長編新人賞受賞作。


 第2巻「質草破り」
 いちばん大事なもの――「芸」を質に入れておくれ。

 ちょっとした(?)しくじりが元で、住み慣れた長屋を追い出された濱次。
 引っ越した先の長屋は、家主姉弟も店子も訳ありだらけ。
 おまけに清助が、家主の姉に一目惚れしてしまい――。


 第3巻「翔ぶ梅」
 あたしには真似できない、根の深い芝居莫迦さ。

 ・濱次が、森田座の看板役者と恋の鞘当て!?
 ・なんと中村座から、あの濱次に引き抜き話が――。
 ・香風と仙雀、若き日の出来事。
 全3編。


 第4巻「半可心中」
 ちょっとした、出来心だったんで、ございます――。

 大竹松馬は、座元、森田勘弥にそう打ち明けた。
 気弱な森田座立作者の、ちょっとした出来心が、
 濱次をとんでもない崖っぷちに追い込んでいく。
 呑気な大部屋女形、梅村濱次の起死回生、なるか。


 第5巻「長屋狂言」
 濱次が、干された。

 濱次には、何故干されたのか、心当たりがない。
 今度ばかりはさすがののんびり者も、落ち込んだ。
 そんな中、烏鷺入長屋に新たな店子の話が持ち上がり――。






2018.03.08

「なさけ――<人情>時代小説傑作選 」
PHP研究所 \756(税込)

 「海の紺青(こんじょう)、空の碧天(へきてん)」収録。






2011.06.18

「平成二十三年度代表作時代小説 想い想われ、情けが沁みる」
光文社 \2,310(税込)

 「まぼろし一味陰始末」収録。









十五夜さま
素材協力:十五夜様

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